ピエール・ドゥ・ロンサール
(モダン・クライミングローズ)


現在ツルバラとしては、最も人気の高い品種です。
一季咲きですが条件が良いと返り咲きをします。オールドローズのような大輪のカップ咲き

仏:メイアン社 1989年

下にピエールの葉と台木の葉の見分け方のコラムを追加しました。

2012年 
 
 今年も5月末から咲き始めました。
逆光になるので、曇りの日を選んで(道路側から)撮影しています。
(2012年5月28日撮影)
 咲き始めのアップは特に愛らしく、見飽きません。
(2012年5月28日撮影)
 毎年一緒に咲く、クレマチスのベル・オブ・オッキングですが
実はクレマチスの開花は5月10日頃からと早いのですが
花持ちが20日間以上あるために咲きそろう形になります。
(2012年5月28日撮影)
 庭側から同じピエール・ドゥ・ロンサールを見たところです。
(2012年5月28日撮影)
 
もう一本の株の方は、今年は花が少なめかな・・。(^^;;;
(2012年5月28日撮影) 
 
同じく庭側から見たところ。アップでどうぞ。
 (2012年5月28日撮影)
 2011年
 雨上がりに一斉に開花して来ました。道路側より撮影してます。
南側のこの1本で、庭側・道路側合わせると300個ちかくの花が咲き揃います。
(2011年5月30日撮影)
 こちらは庭側から撮影した様子です。(2011年5月31日撮影)
 もう1本のピエールも負けずに咲き揃いました。(2011年5月30日撮影)
 
アップでご紹介しましょう。
紫の花はクレマチスの「ムルチブルー」です。
旧枝咲きのクレマチスなので冬季の薔薇の誘引の際に
クレマチスのツルを切らないようにと細心の注意を払っての同時開花です。
 (2011年5月30日撮影)
 
さらにUPで。咲き始めが一番綺麗なので。
5月末という季節外れの台風から変わった低気圧の強い風を伴った雨上がりです。
 (2011年5月30日撮影)



バラ栽培の質問箱

Q1.『 ピエール・ドゥ・ロンサールは7枚葉か?』
Q2. 『台木のノイバラの葉との見分け方』
 
ご質問がありましたので確認したところ、7枚葉も確かにありました。
つまり、3枚葉、5枚葉、7枚葉とあることになります。
特徴は、濃い緑の照り葉です。
(2011年6月9日撮影)
こちらが台木になっているノイバラ(ロサ・ムルティフローラ)
薄い緑で、7枚葉と9枚葉があります。 白い小さな花を咲かせます。

我が家では接ぎ木の台木として手に入れたのに、
使用しなかった株を可愛そうなのでそのまま鉢で育ててます。(^^;;;

もう花が終わった後ですが、色い花がたくさん咲いて香りもあります。
花後に剪定しないでおくと、秋には赤い小さな実を付けます。

バラの接ぎ木の台木として主に用いられていますので、
接ぎ目の下から伸びてくるこの葉のシュートを見かけたら
根元から切ってしまわないと、上に接いだ咲かせたいバラに
栄養が行かなくなりますからご注意を。

あるいは、本来のピエールは既に消滅してしまい
台木だけが元気にすくすく伸びてきた・・場合も残念ながら
根ごと掘り上げて処分して下さい。

もちろんスペースに余裕があれば、こうして育ててみるのも楽しいですよ。
黒点病にも強く、アブラムシもめったに付きません。

(2011年6月9日撮影)
 
 こちらもノイバラの変種(アデノエカタ)で台木になります。
葉は同じく黄緑色の7枚葉
花はピンクで中心が白の可愛い花です。

(2011年6月9日撮影)


 2011年
 
 花後のシュートの様子です。
葉の先が赤いのがシュートですが、このままスクスクと
伸びてくれることを願っています。
なお、今は二番花が30個くらい咲いてます。
(2011年7月31日撮影)
 庭側から咲き始めました。
(2011年5月26日撮影)
 蕾もたくさんあります。
(2011年5月27日撮影)
 コロコロとした咲き始めが可愛くて好きです。
 道路側も雨の中咲いてきました。
(2011年5月27日撮影)
 
 もう一本もほぼ同時に開花して来ました。
(道路側より撮影してます。)
(2011年5月27日撮影)
 2010年
 
 2010年12月の誘引後の様子です。
ピエールは年を越すとシュートが堅くなり誘引が困難になる
ので、花の残る11月頃から倒し始めます。
今年は3mを超すシュートが何本も出たので
左右の枝数が増えましたが、足元と真中が寂しい・・?!
(2010年12月6日撮影)
 
 主幹の1本は3年経って古くなったので株元で剪定。
直径5cm以上ありますので、剪定バサミでは無理で
ノコギリを使用して剪定してます。
(2010年12月6日撮影)
 
 もう一本のピエールは、主幹の1本がゴマダラカミキリ
の幼虫であるテッポウ虫にやられていました。
木屑と穴で気が付きましたがもう手遅れ。
幸い根まで食い荒らされてはいなかったので、
全滅は避けられましたが泣く泣く切る羽目に・・・・。
こちらの切断面は直径10cm近くにもなります。
(2010年12月6日撮影)
何とか、残ったシュートを右側に誘引しました。
(2010年12月6日撮影)
上のピエールを道路側から見ると、こんな感じ。
(2010年12月6日撮影) 
 
2010年の開花です。
昨年もしっかり咲いていましたが、ご紹介する
タイミングを逸してしまいました。
3mに達するようなシュートの発生がなかったので
花数はやや少なめです。
(2010年5月28日撮影) 
 
それでも、2株で100個以上は咲き揃います。
(2010年6月3日撮影)  
 
毎年、花持ちの良いクレマチスの
ベル・オブ・ウォッキングが待っていてくれるかのように
並んで咲きます。
 (2010年6月3日撮影)  
 
庭側から見た様子。
(2010年6月3日撮影)  
 
上と 同じく庭側でこんもりと咲いてます。
(2010年6月7日撮影)
 
雨で多少は痛みましたが、綺麗な花も残ってます。
 (2010年6月3日撮影)
 
上向いてくれると撮りやすいんですが、
横向きから下向きが多いです。(^^;;;
 (2010年6月3日撮影)
 
咲き始めが愛らしい。
 (2010年6月3日撮影)
 
少し黒点病が出ていますが、無農薬でも
平気で咲くので手が掛りません・・と言うより
"手を掛けません"が本音かな?!♪〜( ̄ε ̄;)
 (2010年6月3日撮影)
 
 コロンとした花姿が一番の魅力でしょう。
(2010年6月7日撮影)
 2008年
2008年5月28日撮影(道路側から)
蕾が一杯!
2008年5月24日撮影(庭側から)
2008年5月28日撮影(道路側から)
2008年5月28日撮影(庭側から)
 2007年
2007年5月30日撮影(道路側から)
2007年5月30日撮影
(上と同じ株を庭側からみると、こんな感じ)
もう一つの株。2007年5月30日撮影
この二つの株の間にテンディベスが入るので離れています。
 2006年
植え付けから丸4年経過したので、
主幹を交代させました。(2006年11月撮影。)
詳しくは冬季の誘引と剪定のページでご覧下さい。
アップで撮ってもこのグランデーションがたまらなく
魅力的!(*^.^*) (2006年5月撮影)
クレマチスのベル・オブ・ウォッキングと咲き乱れる。
(2006年5月30日撮影)
 2005年
何とか同時に咲き出した、クレマチスのドゥランティと
いっしょに2005年6月撮影
2005年6月撮影
 2004年
今年は雨続きでハラハラさせられましたが、
2本のピエール・ド・ロンサールの株に
約300個ほどの蕾が付きました。
下向きに咲くので、道路側から見上げるとこんな感じに
見えて楽しませてくれます。2004年5月25日撮影。
 2003年
2003’12月末に誘引しました。
今度は向かって右側にも太いシュートがあります。
2003’10月に撮影したシュートの様子です。
やっと開花しました〜!\(^O^)/(5月27日撮影)
先端の蕾は脹らんで後少し!(5月22日撮影)
だいぶ蕾も脹らんできました。
蕾の数は100個ちかくあります。
(2003年4月30日撮影)
同じく葉が展開してきた4月

なお、株の元の土がフカフカして見えるのは、
ヒノキ樹皮で作られたバーク堆肥を敷いてあるためです。
これは、冬季の保温効果はもちろんですが、
雨の跳ね返りにて土壌にいる黒点病
の菌が株に付かないようにする目的があります

古くなったらそのまま土にすき込めば良いので楽です。
同株の3月(2003年)
ピエール・ドゥ・ロンサール(二年目の株)の植付けと誘引
2003年2月の様子。
昨年一年間は鉢で育てていた株です。