オールド・ローズ図鑑[2]   カ行

  1. カーディナル・ドゥ・リシュリュー
    深い濃い紫の花色。花弁は球形に反る。
    トゲは少ない。一季咲き。
    ガリカ系。1840年、フランス。
    (RINさん寄贈のお写真より)
    カザンリク
    桃色、八重咲き。花径6cm。強香。
    枝は四方に伸び場合によっては、支柱が必要。
    一季咲き。ダマスク系。
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
    カトルセゾン
    古代からの薔薇では唯一の四季咲き。
    ゆったりしたピンクの八重で鮮やかなピンク。
    ダマスクの香りが強い。ダマスク系。
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
    カミユー
    ガリカ系。一期咲き。
    濃い桃色に白のストライプが入る。
    徐々に紫色を帯びる。強い香りがある。
    1830年フランス
    (お写真は我が家の薔薇です)
    国色天香(グォスー・ティエンシャン)
    花は紅色でビロード光沢のある鮮やかな濃桃色で
    花弁が縁取られて美しい。トゲは少ない。
    展開しはじめの小葉はかなり紫色を帯びる。
    花名は牡丹(ぼたん)の別名。強香。チャイナ系
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
    クープ・デーペ
    濃い目のピンクで弁裏はやや薄くなる。
    房咲きで、花弁数が多く花茎が細いので、開花時
    には花の重みで地面に付いてしまうほど垂れること
    か゜ある。支柱に結わえた方が良い。
    ブルボン系
    だが一季咲きたまに秋に咲くこともある。
    1840年、フランス。
    クイーン・オブ・デンマーク
    アルバ系に珍しいピンクのバラ。八重咲き。
    1826年 香りが強い。
      クラモアジ・シュペリュール
    つるバラ。小輪の鮮やかなクレムズン。
    半八重咲き。
    春から初冬までたえず咲きつづける。
    1832年 フランス  
    グリーンローズ(=ビリディフローラ)
    チャイナ系・珍しい緑色の花色。
    ロサ・キネンシスの1変種ともされる。
    ク゜リーンの蕚(ガク)が重なって花弁のように
    見える。時間が経つと銅色を帯びてくる。
    (2007年撮影の我が家のバラ)
    クロス・オブ・ゴールド
    つるバラ。ノアゼット系。豊かな香り。
    花は硫黄色。1843年 フランス。
    グロワールド・シェダンギノワソー
    真紅のパラ。
    1907年、フランス。
    グロワール・ドゥ・フランス
    中心が藤紫で縁は紅紫。
    ガリカ系。一季咲き。1819年
    ゲオルク・アレンズ
    一方の親がラ・フランスで、その子供らしく
    ソフトピンクの花色や剣弁高芯の花形が
    良く似ている。大輪で芳香性。
    ハイブリット・パーペチュリアル系 

    (1910年、ドイツ)
    コマンダン・ボールペール
    色は深いピンクと紫色と緋色の斑点と縞がある
    淡ピンクの最高に美しい花色。
    大輪八重咲き。一季咲き多花性。
    1874年 フランス
    (2007年撮影の我が家のバラ)
    コンディトラム


    花は紫色を帯びた濃紅色で、花数がやや多目の
    半八重咲き。黄色の花芯が花の中心にのぞき見え
    花弁の色に映えて美しい。
    ガリカ系。1900年ドイツ。
    (うにゃ子がメアリーローズガーデンにて撮影す。)
    コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン

    花色は濃い目のピンクで、裏は少しシルバーが
    掛かっている。しっかりした花茎の上に
    花弁数の多いカップ咲きの花を付ける。
    枝は直立性で秋にも少し返り咲く。
    ハイブリット・パーペチュリアル系 
    (1858年フランス)
    (お写真は我が家の薔薇です)
    コンテ・ドゥ・ミュリネ
    8cm径ほどの、ロゼット咲き。
    ライト・ピンクに色づいていたつぼみは
    開花すると白に変化。
    香りは中香。モス系。(別名:ホワイトモス)
    1843年、 フランス
    コント・ドゥ・シャンポール

    花弁数が多く、外側の花弁が淡く中心は紫色
    を帯びた鮮やかなピンクになる。トゲは少ない。
    7月には下の方から伸びてくる細い枝に咲くことあり。
    ポートランド系。四季咲き。1860年、フランス。