オールド・ローズ図鑑[6]  マ行・ヤ行

  1. マダム・アルディ (マダム・ハーディ)
    ダマスク系 最も美しいホワイトローズの一つ。
    オープンカップ咲き〜クォーター咲き。
    しべが変化したグリーンアイが魅力的。
    一季咲き。ダマスク系のレモンの香りが強い。
    1832年 フランス
    (お写真は我が家のバラです)
    マダム・アルフレッド・キャリエール
    10cm径ほどの、多弁・丸弁咲きの花。
    花色はホワイト、、ほんのりとピンクがのったり
    微秒に変化する花色。ティー系の強香。ランブラー。
    多少の日陰にも耐える強健種。非常に人気あり。
    ノアゼット系 1879年、フランス
    (お写真は我が家のバラです)
    マダム アントワーヌ マリー
    ピンクのグラデーションが美しい。
    ティの強い香り。剣弁咲きの大輪の花
    ティ系
    フランス A.Mari作 1901年作出
    (お写真は我が家のバラです。)
    マダム・イザーク・ペレール
    ブルボン系の中ではもっとも大きな花を咲かせる。
    桃紅色。花径約10cmのクォーター咲き。
    7月、10月にも返り咲きする。
    1881年、イギリス
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
       
    マダム・エルネスト・カルバァ
    ブルボン系
     四季咲き性あり。2m。
    大輪八重咲き、薄いピンク。強く甘い香り。
    1888年 フランス
      マダム・ドリオ
    濃いピンクにソフトピンクのマーブル模様。
    花弁の裏側には絞りが入らないリバーシブル。
    クォーター咲き。返り咲きする。
    ノアゼット系 1902年 作出
    (お写真は我が家のバラです。)
    マダム・ピエール・オルジェ
    透き通るような白い花びらの縁が紅色で縁取られ
    開くにしたがって紅が広がってシルバーピンクの花色
    に変わっていく様は幻想的でさえある。カップ咲き。
    スレンダーな樹形で四季咲き。香り濃厚。
    ブルボン系1878年 フランス
    (お写真は我が家のバラです。)
     マダム・プランティエ
     
    純白、花径約6cmのクォーター咲きで香り良い。
    アルバ系。細い花首をうなだれるように咲く。
    シュートは柔らかく細いのでつる薔薇として
    扱う方が良い。
    一季咲き。 
    1835年、フランス
    (お写真は我が家のバラです。)
    マダム・ルイーズ・レベック
    時に12cm径を超える大輪、深いカップ型の花。
    少し陰のさしたような渋みのあるソフト・ピンクの花色。
    90cmから120cm高さ、小ぶり、
    立ち性のブッシュの樹形。1896年、フランス
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
    マダム・ルグラ・ド・サンジェルマン
    純白だが中心にクリーム色の陰が映る。
    花つきは大変良い。トゲは少なく葉は灰白色
    というアルバ系の特徴を持つが、
    木立ち性でコンパクトに
    育つので誘引しなくてよい。クォーター咲き。
    一季咲き。1846年、イギリス
    マダム・ロリオール・ドゥ・バルニー
    シルバーピンク。ブルボン系四季咲き
    1868年、イギリス
    マダム・メッサリッヒ
    中輪半八重で花色は濃いピンク。樹高は約1.5m
    四季咲き性のあるブルボン系。
    1920年
    マリールイーズ
    びっしり花弁をつけた強烈なピンクの八重の花で
    フラットに開花するが、やがて剣弁状になる。
    ダマスク系で香りは良い。一季咲き。
    1813年、イギリス。

    マルガリート・ヒリング
    白花のネバダの枝変わり。
    10cmから12cm径のシングル・平咲きの大輪花。
    花色は明るく、さわやかなピンク。
    香りはない。(ハイブリッド・モエシー系)
    1959年、イギリス

    マルセル・ブルガン
    濃赤紫色に、時々バイオレットの斑点が入る。
    葉にビロードの光沢がある。芳香性。
    ガリカ系。1899年、フランス。
    マレシャル・ダブー(タブスト)
    モス系 大輪、
    強烈なマーカインピンクからライラック 
    さらには紫色に変色。モスは黒っぽい。
    香りは濃厚。1853年 イギリス
    ミュタビリス
    (ロサ・キネンシス・ムタビリス)
     Rosa chinensis Mutabilis
    チャイナローズ系
    可憐な一重で連続的に咲く。
    色は銅黄色からピンクへさらに深紅色に変わる。
    枝は細く、ほとんどトゲがない。
    (お写真は2007年我が家の薔薇です。)
    ムスリーヌ
    モス系。四季咲き八重。
    大輪の淡いピンクで甘い香りあり。
    1855年 フランス
    メイベル・モリスン
    バロネスチャイルドの枝変わりで生まれた品種。
    色は白で中心部は淡くピンクがかかる。
    ピンクは覆輪で出ることもある。
    ハイブリット・パーペチュリアル系

    1878年、イギリス
    月月紛(ユーユーフェン)
    チャイナ系
    (沙羅さん寄贈のお写真より)
    ユイーシー(玉ー10)
    名前の由来は一枝に10個くらい花が付く、
    それくらい多花性だということからのようです。
    コンパクトで鉢植え可。
    チャイナ系
    (沙羅さん寄贈のお写真)
    ヨーク・アンド・ランカスター
    半八重の花を咲かせ、色は白であったりピンクで
    あったり、その両方の混色であったりする。
    香りは素晴らしい。ダマスク系
    1551年以前の発見。
    (お写真は我が家のバラです。)