オールド・ローズ図鑑[7]  ラ行

  1.      ラ・ヴィル・ドゥ・ブリュセル
    ダマスク系
     最も大きな花をつけ重さで枝がしなる。
    大輪八重咲き、ピンク。強くフルーツの香り。
    1849年 フランス
    ラ・フランス
    ハイブリット・ティローズの第一号。
    10cm径ほどの、咲き始めはカップ咲きで
    、熟成すると花弁が折り返って、
    ラッフルされたように乱れます。
    ダマスク系の強香。四季咲き。
    1867年フランス
    (りょうさん寄贈のお写真より)
    ラレーヌ・ビクトリア
    カップ咲きから次第にクォーター咲き。
    シルバーの入った明るいピンクの花色。
    甘く香る。(強香)ブルボン系で返り咲く。
    1872年、フランス
    (もとさん寄贈の写真より)
    ラッセリアナ
    ケンティフォーリア系 ランブラーローズ。
    クリムズンパープルで小輪半八重咲き芳香性の花が
    小さな房状に付く。きわめて強健。
    アーチでバーコラにツル薔薇として利用する。
    1832年 フランス
    ルイーズ・オーディエ
    花弁数が多く、八重咲きの椿のような花が房に
    なって咲く。花径6cmくらいのロゼット咲き。
    写真は我が家のもので、大変良い香りです。
    つる薔薇として支柱を立てるほうが良い。
    四季咲き。ブルボン系。1851年、イギリス
    ルイ・ジーマル
    モス系。花は大輪球形で花弁がぎっしりあり
    淡深紅色。開花するにつれライラックに変わる。
    モスは黒っぽい。芳香性。
    1877年 イギリス
    ルイ14世
    チャイナ系で唯一の黒薔薇品種。四季咲き。
    小中輪。強香。
    (RINさん寄贈のお写真) 1859年
    レダ
    別名「ペインテッドダマスク」ダマスク系
    微かにピンクを帯びた白の花に、深紅色の絵の具で
    縁取りしたようなしみがあるのが特徴。
    (沙羅さん寄贈のお写真) 
    レーヌ・デ・ビオレット
    6cm径前後の、やや小ぶりの花でロゼット咲き。
    花色は藤色。
    返り咲き。ハイブリッド・パーペチュアル系
    強く甘く、香る。(強香)
    1860年 フランス
    (沙羅さん寄贈のお写真)
    レディヒリンドン
    中輪で花色はゴールデンイエロー、
    四季咲き性あり、樹高約1m、鉢栽培可能
    [和名:金華山] 大正期の主要なガーデンローズ
    秋の花が特に美しい
    ティ系(沙羅さん寄贈のお写真) 1910年
    レッドネリー
    一季咲き、強健。
    良く出ている原種系のバラです。日陰にも強い。
    スコッテッシュローズの系統でトゲは多い。
    ハイブリッド・スピノッシマ系 イギリス
    (HIROさん寄贈のお写真)
    レインボー
    ピンク地に濃ピンクの絞り。中輪、八重咲き。
    パパゴンティエ(Papa Gontier)の枝変わり
    花色以外の性質は同じ。樹高150cm。
    ティ系 四季咲き 1889年 フランス作出。
    (2009年撮影の我が家の薔薇)
    ローズ・ドゥ・レッシュ
    ポートラント系  繰り返し咲く。
    花色は強い紫を帯びたフクシャの赤で、
    徐々にマゼンタピンクに変化します。
    花形は整ったロゼット咲き。
    強いダマスクの香りあり。
    ローズ・ド・モー
    単にド・モーとも呼ばれる。
    花径3cmの小輪、明るいピンクのロゼット咲き。
    芳香性。高さ60cmで鉢植えにも向く。
    一季咲き、ケンティフォリア系。1789年以前
    ローズ・ド・モー・ホワイト
    上記ローズ・ド・モーの白咲き種。
    一季咲き、ケンティフォリア系。
    ロビンフット
    2cm径ほどの小さな、セミ・ダブル・平咲き
    の花が寄り集うような房咲き。
    花色は明るい赤。返り咲きする。(微香)
    120cmから150cm高さのシュラブ。
    (写真は我が家の花です。)
    ハイブリット・ムスク系。1927年、イギリス
    ロベール・ル・ディアプール
    花色は多色混在。紫色が灰色がかった紫で
    ぼかされ、そこにチェリー色と緋色を散らす。
    ケンティフォリア系。1837年
    ロサ・フィリベス・キフツゲート
    (キフツゲート)

    クリーミーホワイトの小輪花が大きな房を作る。
    香りあり、一季咲き。株は10mに達する。原種系
    (anmitu さん寄贈のお写真)1951年 イギリス
    ロサ・エカエ
    原種ローズ
    黄色〜山吹色の花径2.5cmの一重咲き。
    ロサ・エグランティア
    原種ローズ。花径4cmの一重咲き。
    本では、桃色で中心が白とある。
    写真は、同種の”ロード・ペンザレス”かもしれない。
    葉をこするとリンゴの香りがする。
    ロサ・キネンシス
    (コウシンバラ)

    中国四川・雲南省原産。現代薔薇に四季咲き性
    を導入する交配の元になった。紅色。中輪。
    スパイスのような香あり。
    チャイナ系(kameさん寄贈のお写真) 1759年
    ロサ・ガリカ・オキュナリス
    ガリカ系
    濃い桃色の八重咲き。強い香りあり。
    ロサ・ガリカ・ベルコシール
    (別名 ロサ・ムンディ)

    ガリカ系。白に明るいピンクの絞り。
    半八重咲きで良い香りあり。
    左のオキィナリスの枝変わりで花びらに絞りが
    入る以外の性質は全く同じ。
    (お写真は2004年我が家の薔薇です。)
    ロサ・カニーナ
    ヨーロッパのいたるところに自生しているノバラで、
    ドックローズと呼ばれる。ローズヒップテイは
    このバラの実で作られる。ヨーロッパでは接木の台木
    に利用する。花径4.5cmの一重咲き。無香。
    ロサ・カルフォルニカ
    原種ローズ。ピンク花径3cmの一重咲き。
    ロサ・ケンティフォーリア
    (またはロサ・センティフォーリア
    キャベツのようにたくさんの花弁がカップ型に重なる
    ことから、キャッベジ・ローズとも呼ばれる。径9cm
    八重咲き。香り良し。一季咲き。
    ケンティフォーリア系
    (沙羅さん寄贈のお写真)1596年
    ロサ・ケンティフォーリア・ムスコーサ
    まるで株全体が苔むしたような姿
    から、
    モス・ローズとも呼ばれる。径9cm
    八重咲き。ダマスクの香り。一季咲き。
    ケンティフォーリア
    (メリーベルさん寄贈のお写真)1696年
    ロサ・グローカー
    銅色がかった藤色の葉が、重宝される。
    花はピンクで平凡だが、この葉の間に置かれると
    魅力が出る。実は暗紅色。
    原種系、中央ヨーロッパ原産
    ロサ・コンプリカータ
    花径12cm、鮮やかな桃色で、中心が白い。
    もっとも見事な一重咲きの薔薇の一つで強健。
    つる薔薇としてもよい。芳香性、一季咲き。ガリカ系
    ロサ・ヌトカーナ ロサ・ヒベルニカ
    花径2.5cm、薄紅色の一重咲き。香りはよい。
    ロサ・ピンピネフォリア
    原種系白の花径極小の一重5枚咲き。
    ロサ・ブランダ
    原種系。淡桃色。一重5枚咲き。香りよい。
    ロサ・ペンドゥリナ
    原種系。淡桃色。香りよい。
    ロサ・ポロフェア
    原種系。花径6〜7cm淡ピンク。爽やかな香りあり。
    ロサ・ルゴサ(和名:ハマナシ)
    日本に自生し、現在でも新潟県や北海道で
    自生が見られる。ピンクで花径6〜10cm。
    一季咲きだが、夏過ぎまで1輪、2輪と花をつける。
    実がとても美しく、花の香りも強い。
    我が家にもありますが、大変にトゲが多い。
    ロサ・ワルディ/クルタ
    原種系。一重。