はじめに・・・。
パンジー・ビオラは、冬から春花壇に欠かせない花素材ですが、
毎年新作が発表されています。
特に株)サカタのタネと株)タキイは毎年新作を発表していて
私もそれらの新旧のパンジー・ビオラを種や苗でコレクションしています。
私の場合、ほとんどは種から育てていますが、
最初の年は苗しか発売されていないことも
多くて苗で注文することもあります。
でも、苗だと割高でたくさん・・っていう訳にもいきませんので、
翌年種が発売されるのを待つことが多いです。
ここでは、そんな私のパンジー・ビオラ コレクションをご紹介します。
主に変わり咲きのものやユニークな花色のものを集めています。
参考文献は、『パンジーとビオラ250種』
大垣忠幸・平塚弘子監修(成美堂出版版)他
Q <パンジーとビオラの違いは・・・>
パンジーとビオラは分類学上はどちらもViola属の植物で同一のものです。
パンジーの育種は18世紀から始まり、数種の野生種が複雑に交配されています。、
ビオラは19世紀の終わりより育種が行われてパンジーより染色体数が少ないとされています。
また、今日、花径が5、6cm以上のものを一般的にパンジー、
3、4cm以下のものをビオラと呼ぶことが多いようです。
ただし、これはあくまでも便宜的なもので明確な境界線はありません。
最近では、パンジーとビオラの境界線がより曖昧になっています。
これは両者が容易に交配して採取できるためです。